2006年1月5日(木)
 あけましておめでとうございます!毎年お正月は、夏休みの宿題をこなす小学生のような気分で年賀状をしたためるのが通例となっておりますが、やっと一段落ついたところで、ホームページの更新です。今年は更新頻度が上がるように、明るい色使いで一年の始まりを飾ってみました。不死鳥のごとく復活を目指す「胡琴篇」を、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、今年の前半は、いくつか楽しみなコンサートが企画されておりまして、また詳細が決まり次第、お知らせいたします。モンゴルがテーマになるものがいくつかあり、イメージを膨らませようと、年頭から『元朝秘史』など読み出しました。なかなか読みづらい文体ですが、慣れると面白く、現代の常識からすると「ええーっ!」という展開も多くて、「そらあかんやろ」と突っ込みを入れつつページを繰っています。全体としてはやはり壮大で格好いいなあ。どういったコンサートに仕上がっていくか、楽しみです。
2006年1月9日(月)
 徹夜で作業していたら、大分更新の仕方を思い出してきた感じです。ちょっとページが増えたでしょー。ただいま時刻は午前4時58分、なるを、壊れかけです。
2006年1月10日(火)
 求道録、過去の記録を整理!行方不明のデータがたくさんありますが、それはまたいずれ。演奏予定もページだけは復活しましたが、演奏の詳細がまだ分からず、あまり役に立ってません。
 ああ、白みゆく明け方の空に、カラスの声がこだまする。。。寝ます。
2006年1月10日(火)その2
 演奏予定更新しました。今日も徹夜したらさすがにたおれると思うので、やめときます。
2006/01/11(Wed)
 求道録、2003〜2004年のデータを発見。windows XPに棲息する検索犬ロッキー君のおかげです。ミッシングリンクがつながった気分。2003年版ダイジェストをアップしました。
 11日から3日間、、神戸の高層ホテルのレストランでランチタイム演奏(非公開)。演奏の合間の待ち時間が長いので、パソコンを持っていって、オフライン更新作業をしようと思います。どんだけ燃えてるねん、自分!
2006/01/12(Thu)
 昨日に続き、2004年求道録をアップ!
2006/01/14(Sat)
 昨日は会議がふたつ。オリエント管弦楽団の新年初会議の後は、5人の演奏仲間と今年前半の演奏について打ち合わせ。6月の演奏情報を仕入れたので、軽く演奏予定にアップしときました。なるをは7月の演奏を担当してますが、テーマについてナイスなアイディア(と自分では思うもの)が浮かんだので、にんまりしています。着想が芋づる式にわいてきて、頭の中ではすっかり具体的になりつつあって、乞うご期待!と高らかに言い放ちたいのですが、その前に、なるをの最も苦手とする事務書類作成&提出の難関が待ち受けているのだ(-_-)<br> そして今日からは、本格的にレッスン開始。1月の前半は中国に勉強に行くかも、と言ってレッスンを入れずに予定を空けていたのですが、微妙なタイミングで仕事やらなにやらが入ってしまったので、このページをご覧の方々はご存知の通り、結局日本から一歩も出ませんでした。長いこと空いてしまった方、ごめんなさいm(_ _)m  まあ、その分ホームページの復旧は進んだので、結果オーライということで。関係ないか。
2006/01/15(Sun) 明け方
 書函ページ、完成〜!がんばってCGIを設置しましたよ!よろしければテストがてら、メールを送ってやってください。よろこびます。
2006/01/15(Sun) 夜10:00
 連日の徹夜の更新で心臓が苦しい。←ばか
2006/1/16(Mon) さらに進化。
 更新作業の簡易化を目指し、トップページのリアルタイム求道録をCGI仕様に致しました。前にも同じスタイルでやっていたので、厳密には進化とはいえませんが。
 タグも使えるはずなので、画像が貼れるかテストです。


...できた( ・∇・)
2006/01/17 (Tue)  なるをもおだてりゃ
 胡琴篇を気にかけて覗いてくださっている皆様、書函ページからさっそくメールを送って下さった皆様、どうもありがとうございます。
 がんばって設置したメールフォームをさっそく使っていただけたのがうれしくて、ますますやる気になっています。なんだかのども痛いし、熱っぽい感じがするけど、気にしない!
 そうやってたまにメールなど頂けると、なるをのこの燃え立つ更新意欲も持続するので、どしどし送るといいと思います!
 去年の夏にテレビのBGMなどで使うフリーユーズミュージックをレコーディングしたのですが、そのうちのいくつかの演奏が試聴できるのを発見。
 ナッシュスタジオで二胡で検索したら出てきました。「Legend of China」と「胡蝶蘭」の2曲です。「胡蝶蘭」は高胡で弾きました。ひょっとしたらテレビなどで使われるかもですが、なるをの家にはテレビがないので、確かめようもありません。
2006/01/18 (Wed) 回る〜回るよ、世界は回る〜
 今日も張り切って更新です。あまりに燃えているせいで、体温は軽く38度を越えていますが、結構元気です。ちょっと目の焦点が合ってないかもしれないけど。今日レッスンがあった人は、ちゃんとうがいして下さいね!
 今日は午前中に、例の演奏会のための事務書類を提出してきました。夜中2時まで、熱でふうふう言いながら作成した甲斐がありました。もっとはやく取りかかれば?それは言わない約束。
2006/01/19 (Thr) 読了!
今朝方ふとんの中で、元朝秘史 巻八を読みつつ号泣してました。
我を疾く去らしめよ。死して汝ら一族の守護たらん。
ってね。
思ってたより描かれているエピソードがリアルで読みやすかったです。
その辺り、ちょっと平家物語を思い出した。時代も近いかな。
チンギス・ハーンも妙に人間くさくておもしろかったし。
しかし、出てくる名前が多いし見慣れないし、ちっとも覚えきれなかったので、また読み直したいと思います。
2006/01/20 (Fri) 自作自受
すべての予定をキャンセルさせてもらって、うちで寝てました。まあ、たまにはこんな日もある。
2006/01/21 (Sat) なるを、だいたい復活
 昨日は一日ふとんにくるまって過ごしましたが、今日はよれよれしつつも日常に復帰。正月から続く夜更かし生活の結果の風邪、という、あまりに分かりやすい因果応報の例を皆様にご提供させていただきました。
 普段から締めの緩いなるをの脳みそですが、熱に冒されたときのその働きぶりはもはや冗談としか思えず、レッスン時間を1時間間違えたり(2回ほどやった)、楽団練習に高胡と二胡を間違えて持っていったり(奥の手で乗り切りました)、大事な手帳を忘れて往生したり(それはいつものことだ)、さらには、レッスン室に携帯を忘れたことに駅のホームで気づいて取りに戻り、なぜかファブリーズを見つけてかばんに入れ、ホームまで行ってからまた携帯がないことに気づいたり。他にもいろいろありますが、中でもなるを的に痛恨だったのは、1/18の日記で「提出しました!」とうれしそうに書いた7月公演の書類、実は公演タイトルを「五本の矢」と書いたつもりが、「五本の失」となっていたことですね。「失」て!提出寸前に気づいて修正液で先っぽをちょんとしときましたが。
 まあ、そんなこんなで、やっと復調と思われますので、その7月の演奏予定も遠からず更新されるでしょう。明日は5月予定の発表会会場の下見に行ってきます!
2006/01/22 (Sun) 「天空の城の」って言いそうになります
 午前中に、神戸でモンゴル映画「天空の草原のナンサ」を見て、午後は難波で発表会会場の下見、その後レッスン、と病み上がりにしてはタイトなスケジュールの一日でした。
 年初からモンゴルづいているなるをですが、映画良かったですよ〜〜!主人公一家が俳優ではなく本物の遊牧民なので、心温まるストーリ展開ながらドキュメンタリー的部分もあり、羊の遊牧やチーズ作り、ゲルの解体までリアルな映像を見ることができました。同じ監督の一作目、「らくだの涙」を見逃したのが惜しまれます。再上映情報があったら教えてください!
2006/01/25 (Wed) CD作ります!
 年末から仲間内で、CDを作ろう!という機運が高まっておりまして、年明けからいろいろ具体的に話を進めています。今日はそのための第一回練習日でした。
 前日に張り切ってメンバーにメール。「9:30開始予定なので9:20にはなるをルームの鍵を開けるようにしますね!」で、今朝目が覚めると9:10。ドラえも〜ん!(ToT) さすがのなるをも電車で40分の距離を10分に縮めることは不可能でした。心の広い仲間で助かったよ。
 今日で選曲もほぼ完了し、今後は楽曲の手直しと練習。一応3月に発売予定です。オリジナル曲も入ると思いますので、お楽しみに!
2006/01/28 (Sat) もうすぐ2月
 一月もう終わりですか。はやっ!さっき携帯から日記を書き込んだのですが、題名を入れ忘れたらきれいさっぱり消えてしまったので、もういいです。3月あたま、久々に北京に行く予定をたてました。楽しみです。
2006/01/29 (Sun) ♪い〜つのことだか〜思い出して...無理!
 5年分たまりにたまった写真の整理に着手。紙袋につっこまれた写真の束は、かろうじて年代順に地層を形成しているものの、あちこちで地殻変動を起こしたらしく、時系列に多くの矛盾を呈しております。新しいほうから整理を始めたのですが、途中で編年体は諦めざるを得ず、編集方針を紀伝体に切り替えて作業を進めました。
 それにしても、写真を現像した当初は、変な顔と思って気に入らなかった自分の写真が、今見ると顔の造作に関わらず妙に初々しくかわいく思えたりして、う〜ん、確実に年をとったってことですね(--;
 演奏仲間の写真もたくさん出てきましたが、それぞれちょっとずつ、あるいはとっても変化があって、自分のことは棚に上げて、かなり楽しかったです。5年後の私は、今の私の写真を見てどう思うんでしょうねえ...ってまた5年分もためるつもりかい、自分!
2006/01/30 (Mon) 鞄の中も整理しなきゃ(頭の中もね)
 いつものように限りなく駆け足に近い速歩で駅へと急いでいると、どこからともなく笛の音が。大きな公園の横だったので、誰か屋外練習でもしているのかなあ、それにしてもなかなかの手練れだなあ、と思いつつ通り過ぎようとしましたが、よく聴くとどうもフルートではなく、アジアンな装飾音。まさかこんなところに中国笛を練習している人が?いや、篠笛とかかもしれないし、、、と首をかしげるうちに、曲が始まりました。十二楽坊も演奏しているウィグルの民謡で、笛だけでなく、伴奏も入っているようです。なぁんだ、誰かが聴いているラジオの音だったのか、朝っぱらからラジオで流れてくるなんて、中国音楽もメジャーになったものだ、と考えつつラジオの持ち主をそれとなく探すなるを。あれ、しかしこの編曲は十二楽坊とはちょっと違うような、むしろ普段自分たちで演奏している編曲とよく似て、、、ええっ?
 とそこまで聴いてやっと気づきました。かばんの中に突っ込んであったICレコーダーが、どうかしてスイッチが入ったらしく、この間の練習の様子をか細い音色で再現していただけでした。ま、今日遅刻したのがそのせいってわけではないんですがね。
2006/02/02 (Thr) 今生では無理。たぶん。
レッスンの生徒さんから、いい言葉を聞きましたよ。
「夜の風は母の風、朝の風は父(てて)の風」
その方の母上がよくおっしゃっていた言葉だそうです。意味するところは、「夜の風はやさしく、朝の風は厳しい」→「物事の準備は前日の夜のうちにやっておきなさい」
なるを、来世でも人間に生まれることができたら、この言葉を座右の銘にして生きていこうと思います。
あ、いや、別にその方からなるをがお説教を頂いた訳ではありませんから、一応念のため。
2006/02/03 (Fri) 節分
 神戸の長田神社に節分のお祭りを見に行ってきました。鬼が松明を持って舞い、厄を払う、という古い神事だそうです。携帯カメラを駆使してベストショットを撮ってきたので、のっけます。



「花餅」という、小枝にお餅をくっつけた物体を買ってレッスン室のドアに飾りました。
2006/02/07 (Tue) 新兵器
 先日ヤマハに楽譜を買いに行ったときに、なるをの心をぐっと引き付ける一品に出会いましてね、一見ただのボールペンなんですが、ペン先を引っ張ると、びよ〜んと伸びて、なんと指揮棒になるんですよ。なるを、即買いです。ボールペンとして使うには、ペン先のキャップを5回くらい回さないと外れないので 不便極まりないですが、ちっとも気にしません。
 さっそくこの間の移情閣のレッスンで、ここぞというときにシャキーンと伸ばして振ってきました。ちゃんと二重奏のパートごとに出だしを振り分けるくらいの見事な指揮ぶり。みんな楽譜を見るのに夢中で誰一人としてこっちを見てないようだったのは、気のせいと思うことにします。
 もしまたなるをが鞄からおもむろにボールペンを取り出してシャキーンと伸ばすのを見かけたら、ああ、うれしいんだな、と温かい目で眺めるといいと思います。

   

2006/02/08 (Wed) イッツ ア ミラクルワールド!
 なるをもね、普通の女性が持つようなお洒落で小さいカバンを持とう、とか思ったわけですよ。結局のところ、入りきらない荷物を別のカバンに入れて担ぐので、見た目は一向にすっきりしなかったんですが。
 その小さいはずのカバンの中で、妙にものが行方不明になるなあ、と思ってはいました。たいていは良く探せば隅っこや底の方から出てくるので、あまり気にしていなかったのですが、この間、どうしても見つからないものがあったので、ポケットの隅々まで捜索したのです。すると、ポケットの片隅が破けて穴が空いているのに気づきました。そこから表地と裏地の隙間に指を入れて探っていくと、出てきた出てきた。失くしたと諦めていた印鑑、USBメモリーのキャップ、使い終わった乾電池、その他しょうもないものを続々と発見。持ち主も知らぬ間に二重底カバンになっていたようです。抜き身のペンを何本もそのままカバンのポケットに入れるのはやめようと思いました。←穴の開いた原因。
2006/02/09 (Thu) 巨大なるを再び。
 十二星座では射手座(弓使い)、十三星座だと蛇使い座の鳴尾(尾で鳴らすだけに!)と三拍子そろったなるをですが(意味不明)、トップに掲げた蛇使いなるをは激しく不評だったため、取り下げました(TT)
 なんでみんなそんなに嫌うんだよ〜。蛇ってぜんぜんヌルヌルとかじゃないのに。みんなも一度首にかければ分かります。(しつこい?)
2006/02/10 (Thu) 久々に
 結構ざっくりとやってきましたよ。髪の毛です。ここ8年ほど、なるを=髪くらいの勢いで、周りの人々がなるをを認識する時の情報量の約7割を占めていたと思われる長髪でしたが、かなり短くしてきました。長いままのスタイルに行き詰まりを感じたというか、アレンジの限界を感じたというか、言ってしまえば、飽きた。髪を切るとバランスがとれず弾けなくなるんじゃないかと言われていた快弓も、試したところ特に不都合はありませんでした。なので、皆さんも次になるをに会ったら、なんで〜とか前の方がよかった〜とか言わないよーに!なんでって、ちょっと切りすぎたとブルーが入っているのはなるを自身だったりするわけで(*_*)まあ、今度はちゃんと手入れしつつ、伸ばしていく所存です。
2006/02/12 (Sun) 見込み違い
 昨日から今日にかけて、演奏やらレッスンやらで結構たくさんの人にあったのですが、このページを見てくれているM君を除き、誰一人としてなるをの大変貌振りに気づきませんでした。慮外な。なるをと某ホラー映画の長髪の人物の類似が話題に出たりもしたのに。これは、あれですか、時々なるをに冠される「あやしい」という形容詞は、てっきりこの物の怪じみた髪の長さに由来するものとこれまで思ってきましたが、ひょっとしてなるを本体に対する評価だったとでもいうのですか?髪の毛を切ったくらいでは、打ち消しようもないと?まあそれならそれでいいんですが。もう一度自分の方向性を考え直します。
   (声明のCDを聴きながら...ん?これか!?)
2006/02/14 (Tue) マウスが
 たぶんこれまでにないくらいの頻度で更新したりしているからだと思うのですが、マウスの調子がすっかり悪くなってしまいました。左クリックがなかなかきかない。結構まどろっこしくって、ついぎゅ〜っと力を込めて長押ししてしまいます。しばらくその状態でで使っていたら、電車の券売機でも癖で画面をぎゅ〜っとやってしまい、しかし券売機はうちのマウスよりよほど敏捷だったのでパパッと画面が進んで、全然ほしくない切符を吐き出してくれました。
 一昨日くらいには雪もちらついていたのに、今日は雨が降って随分暖かい。そろそろ三寒四温の時期のようです。
2006/02/18 (Sat) やっぱり本体の問題みたい。
 ホーミーの練習をしました。手ごたえあり。一オクターブ出ましたよ。ペンタトニックのうちのレとラがまだ探せないのですが、たぶんできるようになります。それまでに飽きなければ、ですが。家までの道すがらでも周囲を伺って時々振り返りつつ練習しました。せっかく髪の毛を切って人並みになったのに、またも怪しさ倍増です。
 明日はWTCでのコンサート。今日がリハでしたが、新しいレパートリーをいろいろ準備しました。
2006/02/20 (Mon) AE二胡デビュー
 昨日は大阪WTCの1Fで演奏してきました。笙、揚琴、大胡、二胡の4人編成。海遊館も近いしお洒落なスポットだろう、との予想から、普段演奏しないような今様の曲(←言葉が古い^^)をいくつか準備して臨みました。
 そのうち一曲だけ低音二胡を使ってみました。常々、二胡のDAという調弦は、艶があって華やかだけど、日本人の好みからすると少々高すぎるのではないかと思ってまして、低音二胡をもっと使ってみたいと考えていました。しかし低音二胡の一般的な調弦GDでは、音が渋くなりすぎるし、ビブラートがびよびよとかかりすぎるので、音色がどうしても暗くなる。そこで、一音上げてAEにしてみようと思ったのが半年ほど前、昨日はひそかにそのAE二胡のデビューだったわけであります。
 まあ、調弦が変わるだけで、どうってことはないのですが、普段は数字譜を使っていても、基本的になるをの頭は固定ド仕様なので、頭の中で移動ドで歌いつつも、その奥で実音で確認しているところがあります。なので一音調弦をずらしただけで弾きにくいこと!DAとGDは大丈夫なので、単に慣れの問題ですが。ともあれ今回無事デビューできてよかったです。短い曲だったのですが、聴きに来てくださった方々から、低音二胡がよかったとの感想を頂いたことでもありますし、これから頻繁に使っていこうと思います。また夏ごろにあるモンゴル関係の演奏会では、ホーチルとしてCGの調弦での練習もしていこうと思っています。脳みそ解体されそう。ま、がんばります。
2006/02/25 (Sat) レコーディング開始
 いよいよレコーディング始まりました。出来上がりは予定より遅くなりそうですが(;^_^A いいものができるようがんばります!
2006/03/01 (Wed) 北京行ってきます〜
今から飛行機乗ります。忙しさゆえか舌にでっかい口内炎ができてますが、チョコラBBドリンクを日数分買って、火鍋に備えます。では!
2006/03/08 (Wed) 帰ってます
 3/4に、つつがなく帰国いたしました。三泊四日という短さで、火鍋も北京ダッグも食べるひまがありませんでした。まあ、たとえるならマイナス一等星くらいのおっきい口内炎で、さすがのなるをも人並みに食欲が減退していたのも事実。楽器屋に入り浸ったほかは、昔の老師を訪ねたり、人造皮二胡の研究者のところに行ったり、本屋で楽譜を漁ったりしてすごしました。今回の生徒の皆さんへのお土産は、「大蝦酥」という飴。包み紙に海老の絵が書いてあるし、昨年の北海道土産の「ジンギスカンキャラメル」に次ぐ迷品!と思ったら、普通においしかったのでひそかにがっかりです。
2006/03/12 (Sun) 春だ!(寒いけど)
 北京から帰国後は、翌日から演奏行ったり、録音したり、楽譜作ったり、レッスンで大蝦酥を配ったり、公演助成の申請に通ったり、5月の発表会の準備を進めたり、相変わらずイッパイイッパイな毎日を過ごしております。
そうこうするうちに、近くの公園の早咲きの桜は満開ですよ。柳も芽吹いて日に日に緑が増すし、染井吉野のつぼみもふくらんできました。今住んでいるところは桜の名所のすぐ近くなので、今からわくわくしています。花の頃になるをが仕事をほうって逐電しても、山に入ったんだなと思ってそっとしておいてください。
2006/03/20 (Mon) 近況
 寒い〜。今年の桜は遅くなるかも知れませんね。
 レコーディングの方は、予定より遅れつつもだんだんペースがあがって、そろそろゴールが見えてきました。録音のためアレンジに変更に継ぐ変更を重ねていくので、これまでと比べてかなり凝った作りになったり、音が厚くなって迫力が出たり、当初の予定よりずっとよい仕上がりになってます。ミキシングが楽しみ。
 にしても、揚琴奏者のページにも書いてありますが、レコーディングに入ると非常に長丁場になり、ずっと自分が弾いているわけでもないのにへろへろになります。先週は火、水、土と3日間あったのですが、2kgくらい体重が減ってました。終わったらすぐ戻ったけど。だめじゃん!
 今日からは、酒心館ライブ。3日間、異なるメンバー、異なるプログラムで演奏するため、朝からリハ、午後2時から演奏、夕方から別のリハ、というスケジュールが続きます。酒心館は神戸なのでうちからかなり近いのですが、前後のリハが大阪なので、ちっともそのメリットを感じられません。そして先ほど駅の階段で、今日の演奏衣裳でもあるロングスカートの裾を思いっきり踏ん付けて破いてしまいました。今日聴きにに来られる方は、なるをの裳裾に翻る切れっ端については、見えないふりをする、という方向で一つよろしく!
2006/03/21 (Tue) 酒心館
 昨日は酒心館ライブ第一日目。ホールがアートギャラリーにしつらえてあり、その真ん中で演奏してきました。思った以上に素敵な会場で、あっちを向いてもこっちを向いても、ハイセンスかつ遊び心いっぱいの品々が所狭しと展示されています。
 今日はジクール・アンサンブルで演奏。ジクール目下の悩みは、メンバーの演奏衣裳にこれっぽっちも統一感が見られないことなのですが、まあもともとジャンルを異にする者達の集まりなのでそれもいいか、と思う向きもあり、さて、今日はどうなりますやら。
2006/03/22 (Wed) 酒心館ライブ終了
 3日間の祭りが終わりました。お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。メンバーもプログラムも日替わりで、というのはなかなか大変でしたが、連続して聴きに来てくださった方もあり、また何より自分が楽しかったので、よかったです。



 最終日は演奏終了後、せっかくなので、酒心館の本館らしきところで利き酒に挑戦してきました。純米、吟醸、大吟醸の三種類にお豆腐付き。うん、やっぱり違うねえ、といいながら飲み比べておりましたが、試しに目をつぶってやってみると、正答率はおよそ1/3でした。ようするに何でもいいらしいです。
2006/03/27 (Mon) ついに!
 近所の桜が開き始めました。桜の季節、到来!

梢に花を見し日より、心は身にも沿はずなりにき

ただでさえ地に足のついてないなるをのことゆえ、しばらくはいろいろと当てにしないでください。(されてない。)
2006/03/27 (Mon) 今日のコネタ
レッスンの始めに、いざ、とコートを脱いだら、中に着ていた服が裏返しでした。おまえ、いくつやねん、みたいな。
2006/04/07 (Fri) 落首二首
 身の回りでは春の嵐が吹き荒れていましたが、なるをは今日も花見三昧です。今日は西行法師終焉の地、弘川寺に行ってきました。天気も申し分なく、ちょうど盛りの花を心行くまで眺めてきましたよ。

そこで二首。

林吹く春の嵐の冷たさに花は梢を離れゆくかな

花散らす風に向かいて挙ぐれどもいずれ虚しき蟷螂の斧

誰か座布団ください。

(注:酔ってません)
2006/04/09 (Sun) 雨
 レコーディング現場に傘を忘れてきたので、このところの篠突く雨を日傘でしのいでいるなるをです。こんにちは。
 満開の頃を狙って降るのが春の雨ですね〜。しかし雨を受けて散り初める桜の風情もまた格別。近所の公園、さすがに阪急沿線桜便りに載るだけあって、今朝方など、木の下は花の海のようになってました。例のごとく一生懸命駅に向かって急いでいたので、写真が撮れなかったのが残念です。

幾千の風通うたび幾億の花や散るらむ春めぐるごと<>2006/04/11 (Tue)<> 39<>さらに一首<>
ふる年、花の下に宴せし友らを想いて詠める

ともに見しは去年の桜ぞこの春は思うや独り眺む月影

短歌もどきを詠むのがマイブームです。ほとんど憂さ晴らし。なかなか楽しい。あ、「去年」は「こぞ」って詠んでくださいね☆
今年の花も神戸付近ではそろそろ後半戦ですね。がんばります。(なにを)
2006/04/17 (Mon) 体験レッスン無事終了
 昨日は神戸の移情閣(孫文記念館)胡弓同好会の体験レッスンでした。会場予定の移情閣3Fは、行われているイベントの関係で使えず、急遽西側の橋の科学館のロビーの一角で行われることになりました。ガラス張りの壁越しに、海と淡路島と明石海峡大橋がどアップで臨めるロケーション。
 移情閣まつりの小さなチラシの片隅に広告されていただけなので、受講者は3人くらいかなあ、と思っていたら、20人以上になりました。会場の変更にも関わらずお越しいただ皆様、ありがとうございます。同好会の人々の二胡を借りて(みんなありがと〜!)、1時間くらい練習。最後はなんとか「きらきら星?」までたどりつきました。一緒に二胡を楽しむ仲間がまた増えるといいですね。
 移情閣胡弓同好会は、次回4/30の移情閣まつりで馬頭琴とともに演奏します。場所は移情閣の3F。お近くの方はぜひどうぞ。


移情閣

2006/04/20 (Thu) 大風起兮
 きのう夜半の雨風は、一晩ですっかり桜の木を新緑に変えてしまいました。今日はいい天気でしたが風が強く、少し気温が下がりました。ここ数日の暖かさに油断して、春秋に愛用している紫の長衣を洗ってしまったので上着がなく、しかしどうも寒いので、たんすの奥からひっぱりだした黒い短めのマントみたいなのを羽織って街をうろついておりました。風薫るこのさわやかな季節に、真冬でも怪しい黒衣姿は場違いなこと甚だしかったですが、そんなことを気にしていたら、なるをはやっていけません。
 とかさっきまで強気だったのですが、突然の雨にフードをかぶることを余儀なくされ、いわば黒頭巾ちゃんみたいな格好で歩いていた時に、街灯で地面に照らしだされた自分の影があまりに凶々しく不吉だったので、ちょっと凹んだ。
2006/04/23 (Sun) 濃い週末でした。
 22日、サウガゲレル ソロリサイタル、大盛況のうちに幕を閉じました。初めての大がかりなソロリサイタルとあってか、ちょっとめったにないくらい力の入ったプログラム。サウガさんパワー全開でしたね。昨日聴きにこられた方はラッキーだったと思います。巷では、蒙流、サウ様の誕生と騒がれているとかいないとか。
 そしてこの日はなるをのモンゴル帽デビューだったわけですが、いかがでしたでしょうか。前髪を下ろしていないなるをもまた、めったに見られるものではありません。三蔵法師の再来として拝み奉るといいです。頭にきゅっとはめるのですが、30分くらいで頭が痛くなりました。たぶんきつすぎると思う。顔の横にぶらさがっているすだれのような飾り、細面に見える効果があっていいのですが、ただあれを揺らさずに賽馬弾くのは無理!と思い知りました。
23日の今日は、神戸は岡本のZenmaさんでのミニコンサート。「二胡重奏の可能性をさぐる」、と勝手に題して、奏者二人でいろいろ演奏させていただきました。こちらもたくさんの方々にお越し頂き、大変ありがとうございました。よく会う人も久しぶりの人も初めての人もいらして、演奏後はZenmaさん特製のベトナム料理を頂きつつ、二胡談義に花を咲かせたり、あちらこちらでセッションが始まったり、楽しいひとときを過ごすことができました。私も小学生の少年とさくらさくらや賽馬をセッションさせてもらいました。いやぁ、前途が楽しみなことです。
 その後は高二中胡を担いだまま堺へ向かい、レコーディングへ。やっと次回からミックスダウンに取りかかります。そんなわけで濃厚すぎてくたくたなこの週末、あ、また傘引き取って帰るの忘れた。。。
2006/04/30 (Sun) 発表会
4月も終わりですね。早かったけどいろいろあったひと月でした。
 今日はピアノの発表会のゲストで演奏してきました。ちびっ子いっぱい。なるをも幼少のみぎりには人並みにピアノなど習っていたので、発表会の雰囲気、懐かしく思い出しました。
 さて、発表会といえば、我らが二胡教室も五月に開催の運びとなっており、皆さん練習に余念のないことと思います。今回のお題はBGM。レストランの片隅でBGMを奏でる演奏家になりきって、というのがメインテーマ。もちろん会場は一室貸し切りのレストランです。演奏者に注目せず、さり気なく耳を傾けるのが聴く側のお約束。お友達やご家族に伴奏を頼む方もあり、楽しみなことですが、一方その当てがない人の伴奏は主になるをがピアノで引き受けております。もちろん、無いよりはマシ(場合によっては無いほうがマシかも)、という程度ですよ、と重々念押しした上ですが、申込期限を過ぎて集計してみると、その数およそ20人強。うん。やばい。一人につき最低5ヶ所は間違いますから、覚悟してくださいね〜。といいつつ、やっと自覚が芽生えましたが、ピアノ伴奏はもはやなるをの趣味かも知れません。コードを頼りに如何に適当にそれらしい伴奏を作れるか、そのコツを日々研究中。みんな、伴奏させてくれてありがとう!(←間違えても許してね、の意。)
2006/05/04 (Thu) 終盤戦
ただ今夜中2:05、17時間に及ぶミキシング作業最終段階です。目開けたまま余裕で寝れます。
2006/05/10 (Wed) 発射準備OK!
 なるを、これより上海に向けて飛び立ちます。
出発当日の今日、レッスンが終わってチラシの原稿を送り、楽器とコロコロかばん(大)を引っ提げ電車に駆け込んだ時にはすでに予定を30分オーバー、なるを、かばんが大きいだけで、やってることはいつもとかわりません。
 なんとか出発時刻に間に合ったみたいなので、行ってきます。14日帰国予定。上海から更新できたらします。期待度半分くらいでお待ちください。では!
2006/05/10 (Wed) やった♪
 ネット接続成功!パソコンを持ってきた甲斐がありました。
 出発2時間前に空港到着のおきてを余裕で無視した割には、結構スムーズに上海までたどりつきました。ただ関西空港では、日本からの二胡持ち出しに関して、『経済産業省』からCITESをもらわないと持ち出せない、と言われました。2ヶ月前に北京に行ったときは『外国製品の持ち出し届』でよかったのですが。。。今回だけ、ということで大目に見ていただきましたが、今後は要注意です。いよいよ人造皮の二胡を入手すべきかも知れません。
 到着後はホテルに収まって、明日のレッスンに備えてひとしきり練習しました。明日もがんばります。
2006/05/13 (Sat) 順調です。
 銀行でお金を換えるときにパスポートを渡したら、機械に通すのを失敗したとかで一番大事なページがピリッと7cmくらい破けて帰ってきました。その場でセロテープを借りて貼っておきましたが、見るからに怪しい。なるをはちゃんと帰国できるのでしょうか。
 明日は朝7:30からレッスンだって。もう寝ます。
2006/05/21 (Sun) 明日は楽しい発表会
 上海からは無事帰国しておりますよ。帰っていきなり仕事山積みの現実に直面し、テンパりまくってました。それも明日で一段落。そう、明日は半年に一度の発表会。準備は万端!なわけはなく、先程まで勝手に任命したスタッフその1、その2に手伝ってもらい(というか彼らがほとんどやってくれた)、なんとか終電に間に合った次第。
そして今更なんですが、連絡が行き渡ってないかもしれないので、ここに書いておきますが、13:00開場、13:30開演、16:30ごろ終了の予定です。さて、どんな按配になりますやら。。。

 談論篇がすっかりおかしくなってしまったようで、ご迷惑おかけしております。書き込みが消えてしまう、というご報告を頂いております。近いうちなんとかします。申し訳ありません!
2006/05/22 (Mon) 終わった〜
 春期発表会「レストランでBGMを奏でる」、盛況のうちに幕を閉じました。ご参加くださった皆様、大変お疲れ様でした。最初のうちは、狙い通り適度に会場がざわざわしていていい感じだったんですがね〜、一通り食事を取り終わったくらいから徐々に会場が静かになってきて、後半は静聴モードでしたね。なんにしろ楽しんでいただけたならよかったですが。。。
 談論篇、修理しましたので、またいろいろご感想など書き込んでください。では皆様、次の秋期発表会に向けてがんばりましょう!次回のテーマは「発表会らしい発表会」です。
2006/05/26 (Fri) 二次会にて
 先日の発表会の二次会席上にて。
「なるを先生のお墓にはやっぱりお酒がいいですかね。」
「あー、ワンカップとか?」
「いや、ワンカップはさすがにあんまりでは?」
って、君らなあ(−_−メ)
そんな話題になるほど飲んでましたかね、私?

そこで一首。
仏には桜と酒を奉れ さらには巧き二胡の音色を
西行さんの歌のパクリ本歌取です。
2006/05/31 (Wed) 最近の疑問
 何でくしゃみするときって必ず目をつぶってしまうんでしょう。ここ最近、目を開けたままくしゃみしてみようとがんばっているんですが、まず成功しません。
 なんてことが気になりつつも、昨日、7/21の演奏会のチラシが出来上がってきたので、さっそくトリイホールに配達してきました。昨日の楽音Liveシリーズで、昨年ゲストで出演していただいたえまさんが演奏されたので、チラシを挟み込んで頂いたのです。夕方からのライブも聞かせて頂きました。えま&慧奏お二人の演奏と、背景に映し出される映像のコラボレーションで、歌の世界にひたってきました。
 休憩中、挟みこまれたジクール・アンサンブルのチラシを熱心に読んでくれている人がいる、とうれしく横目でちらちら様子を伺っていたら、むっちゃ知り合いでした。

2006/06/02 (Fri) 桜んぼ
 いわゆる桜の名所のそばに住んでいるわけですが、今年はどうやら桜んぼが豊作らしいです。観賞用の桜なので、そんな立派な実ではなく、小指の先程度なのですが、あんまり見たことないくらいたわわになっています。小鳥たちがおいしそうについばんでいるものだから、一つご相伴してみたいものよと思い、枝をよく見てみると、赤い実はまだ堅く、熟していないようです。黒くなった実が食べごろのように見えるので、手が届く枝の実が黒く熟するのを毎日待っていたのですが、どうもそういう枝の実に限っていつまでも黒くならないのです。不思議に思い始めた矢先、そのわけが判明しました。
 なるをには珍しく日中その場所を通りかかると、近所のおばさんとおぼしき人が枝に手を伸ばしてはモグモグモグ。「今年はようなっとるわ。うん、黒いほうがおいしいんよ。お酒につけたりするのに、みんなよう摘んでいきようよ。」原来如此。狙っていたのはなるをだけではなかったか!Σ( ̄ロ ̄;)
 すっかり出遅れたなるを、負けじと枝を探して口に入れたものの、少々酸っぱかった。今朝おなかが痛かったのはそのせいかどうかは分かりません。
2006/06/03 (Sat) めでたし。
 そんなわけで、神戸で行われた第7回中国音楽コンクールに参加し、専門の部 銅賞及び神戸市民文化財団賞を頂きました。専門の部の予選を突破できただけでも僥倖と思っていたので、うれしいです。
 一般の部でもたくさん二胡の演奏がありました。年々増えているとのことで、関東からの参加者も多かったです。また、空山鳥語を日本の十三弦で演奏された方がいて、とてもおもしろくよかったです。
 演奏後、結果を待つまでに詠んだ戯れ歌。
天命を待つも待ちかねちはやぶる
      神の戸叩く手立てもあれな
2006/06/04 (Sun) 受賞記念コンサート終了!
 兵庫県民小劇場での授賞式と記念コンサート、無事終了しました。コンクールで弾いたのが遠い昔のようだ。昨日ですけど。
 表彰状とかもらったのが久しぶりで子供みたいに喜びました。「中国音楽コンクール」という名前ですが、中国楽器限定ではなく中国の曲を演奏するという趣旨のコンクールで、どちらかというと、特に専門の部の方ははピアノや声楽などが主流な感じでした。日ごろは中国音楽の視点から接している音楽が、また違う方向から奏でられていて、おもしろかったです。ほとんど舞台裏にいたので、他の人の演奏はそんなにじっくりは聞けなかったけど。
 会場で、よく知ってる人、初めての人、すごく久しぶりな人、たくさんの人と会えたのも楽しかった。北京で別れて以来10年ぶりの中国人の知り合いとか。なぜここに(@_@; と。
 わざわざ会場まで来てくださった皆様、メールを下さった皆様、どうもありがとうございました。なるをはこの経験を糧に、、、
 とかきれいにまとめようと思ったけど、らしくないので、もう寝ます。おやすみ☆
2006/06/07 (Wed) 奈良県縦断の旅
 なるをは神戸在住なわけですが、今日は和歌山の粉河寺近くの小学校での公演があり、朝8:30サウンドチェック開始ということで、カーナビではなく、マップル関西道路地図を搭載した車を運転して向かいました。高速の降り口を間違って白浜まで行きそうになりながらも、なんとか到着。12:00過ぎに終了して今度は法隆寺近くのホテルでの演奏のため、奈良へ。2〜3回、「ここはどこ?」状態になりつつもホテルにたどり着いたときには、達成感で胸いっぱいです。地図の読めなかったなるをが、進歩したものだ。
 明日はジクールみんなして、車で東京に向かいます。
2006/06/15 (Thu) 梅雨ですね。
 東京が梅雨に入ったという6/9、市ヶ谷ルーテルセンターのホールで演奏してきました。 ジクール・アンサンブルの5人に、馬頭琴のアヨーシ・バトエルデネ氏を迎えたスペシャルジクール編成で、モンゴルの民族音楽を中心に、クラシック、日本の歌まで、盛りだくさん過ぎるプログラム。時間内に終了したのが奇跡といえます。行きも帰りも東京にいる間も、余分なことをする時間のないぴっちりしたスケジュールでしたが、帰りの浜名湖サービスエリアで「うなぎボーン」の唐辛子味とわさび味を入手したのがささやかな収穫でした。特に唐辛子味がおいしかった(^^)
 今日はこれから泊まりで白浜です。演奏の合間には、雨の砂浜でカニと戯れたりじっと手を見たりしてこようと思います。
2006/06/18 (Sun)演奏続いてます。
 白浜より帰還しました。一人で運転して行ったのですが、遠かった。行きはものすごい雨だったし。演奏は、琵琶、古筝、揚琴、二胡の四人編成。二日続けての演奏なので一泊してきました。ホテルの温泉に浸かったり、空き時間に浜辺を見にいったり、無理やり観光してきました。白浜の砂ってほんとに白いんですねえ。


そして、今日は豊中の桜の庄兵衛さんという雰囲気のある古民家ギャラリーで、モンゴル音楽のコンサート。モンゴル音楽を演奏するときは調弦をCとGにしてホーチル仕様にするのですが、今日は曲がいろいろあったので、途中で調弦を変えないで、二本準備することにしました。以前蘇州で入手したけど音が妙に張り詰めていてあまり使っていなかった二胡に、長城弦(長城随想を弾くためのみに存在するC弦とG弦のセット)を張ってみると、ちょうどいい具合の音量になりました。高音がざらつくのですが、これからガシガシ弾いて育てようと思います。
 今日の会場には2回公演で各回100人近くのお客さんにお越しいただきました。普段だと必ずマイクを入れる人数ですが、今日は生音で。会場の響きがよかったのでできたことです。昼の部、夕の部の二回の演奏に続き、打ち上げという名の夜の部が開かれ、スタッフの皆さんと楽しく過ごしてきました。
2006/06/21 (Wed) 6月最後の一仕事
 テレビなどで使われるBGM用の音楽のレコーディングでした。線路添いにあるのに中はし〜んと無音になる大きなスタジオで、1日で6曲録音。全部知り合いの作曲家さんによる曲で、録音が済んだあと、「貴妃のかんざし」とか「トーラ河の四季」とかそれらしい題名をひねり出しました。が、例によってどの番組に使われるかは分かりません。なるをの家にはテレビがないので確かめる術もありません。<>2006/06/29 (Thu)<> 60<>むう。<>いつも衣裳やら楽譜やらを入れて引きずっているコロコロかばんの車輪に、ウエットティッシュが巻き込まれて取れず、微妙に不機嫌です。
2006/06/30 (Fri) そして
再び上海にやってきました。今回は5泊の予定。明日はさっそく朝8:30からレッスンです。
<2006/06/30(Fri) 上海2日目
 5分でホテルの朝食をかきこみ、上海音楽学院の王老師の部屋へ。ちなみに今は上海音楽学院の向かいにある教育賓館というところに泊まっていますが、朝食は中華風で、結構お気に入りです。お粥と咸蛋(塩ゆで卵)、榨菜(いわゆるザー菜)、塩味落花生、それに包子(豚饅)などがついたりします。いっしょに出てくる飲み物が、脱脂粉乳じゃなかったら完璧なんですけどね。今日など粉が溶けきってなくて、だまだまになってました(T_T)
 レッスン室に行くと、すでに学生さんが一人レッスンを受けていました。早い。「陝北抒懐」でした。7/3が期末試験なのだそうです。1時間ほどで2曲(「一枝花」と「藍花花叙事曲」)のレッスンを受け、また午後にもう一度来なさい、というありがたいお言葉。ホテルで練習して再度レッスン。途中、学生さんが試験前の最後の伴奏あわせをするということで先生を呼びに来られ、私もご相伴に預かって3人の女子学生の演奏を聞かせて頂きました。「江河水」「天山風情」「洪湖人民的心愿」。2年生ということですが、もうCDを出版している人もいるらしいです。
 レッスンが終わってから、近くの南祥市場という巨大な市場が、今日でその歴史を閉じる(立ち退きだそうです)というとで、なるをも市場を一巡りしてきました。服や装飾品、靴にカバンに中国土産、ニセブランドの財布や時計の小売店がごたまぜになっている、溢れんばかりのエネルギーが渦巻いている場所です。最終日ともなれば将棋倒れとか起こるんじゃなかろうかというくらいのすごい人、気温も湿度もえげつないくらいで、一巡りでへとへとになりました。


 しかし明日は朝7:30からレッスン。その後、王老師にくっついて、少年宮の二胡クラスを見学してきます。
2006/07/01 (Sat) 上海3日目
 7:30からレッスンだったのですが、ホテルの朝食も7:30〜だったので、泣く泣く諦めて王老師の部屋へ。さすがに私の前には生徒はいませんでした。というか少年宮に行く前に、わざわざ時間を作って見て下さったんですよね。
 8:30頃に音楽学院を出てタクシーで少年宮へ。前回に引き続き2回目ですが、間もなく演奏会があるということで、小さな部屋に小学生から中学生までがぎっしり。付き添いのお父さんお母さんもぎっしり。先生がどれだけ長い話をしようが、私語もなく、じっと先生を見つめて話を聞いていました。練習中の曲は、「山郷郵迪員」「蘇南小曲」の2曲を斉奏で。小さい子も、楽器を持ちなれている感じで、よく指が回ってました。その後、明日のコンクールに参加するという何人かが残って「黄梅戯」「江河水」などを弾いて先生のチェックを受けていました。「黄梅戯」は女の子と男の子の二重奏で、男の子のほうが楽器の調弦を2度下げてCGにし、夫唱婦随を演奏で表しているような掛け合いになっていておもしろかった。楽譜探してみよう。
 昼過ぎに帰ってからは、ちょっと頭が痛くて、練習と昼寝と読書(なぜか空港で京極夏彦を買って持ってきた)を3セットくらい繰り返して今に至りました。明日は先生はコンクールの審査員を務めるということで、レッスンの予定は未定です。
2006/07/02 (Sun) 熱死了!!!
 暑い!蒸し暑くて死ぬ!といってもホテルの中はもちろん空調完備で快適なのですが、どこでダメージをくらったかというと、王先生のレッスン室です。コンクールが終わったという連絡を受けて16:30に先生の部屋へ。クーラーがうなっている音はすれども、涼しくなる気配はありません。というか日曜日は空調が停止しているそうで、サウナ並みの蒸し暑さ。代謝が異様に活発ななるを、しかもたまたた通気性の悪いブラウスを着ていたために、ものの2,3分で汗みずくです。「一枝花」の前奏が終わる頃には大粒の汗が楽器にも滴り落ち、見かねた王老師がノートか何かでばたばたと扇いでくださる始末。師の温情に涙がこぼれるかと思いましたが、それより先にこぼれる汗でそれどころではありませんでした。朦朧としつつもいろいろ注意受けて、ホテルに帰着。まず風呂場に直行したのは言うまでもありません。
 明日は夕方頃レッスンの予定。月曜日だからクーラーは動いているはず!
2006/07/20 (Thu) お久しぶりです。
 そんなこんなで、明日はトリイホール楽音Liveです。いやあ、中国から帰ったとたん、目の前の仕事でじたばたしておりまして、ネットから遠ざかってしまいました。申し訳ありません。それではこの3週間ばかりを軽く振り返って見ましょう。

7月第1週
・帰国。前日の夜に大量に食した中国的ファーストフードの油にやられたか、調子甚だ悪し。
・不幸な行き違いでとある演奏が翌5日に変更されたことを知り、慌てる。あっちゃん、ごめん。
・河内長野のお寺の古い講堂で、保育園の子供達を前に演奏。演奏後、普段着に着替えて楽器を片付け、ちょうど帰ろうとしていた親子に挨拶をしたら、子供が小首をかしげて「誰、この人。」とばっさり切り捨てられる。
・京都に赴き演奏会場の下見。いい雰囲気の会場でした。ふふ。またお知らせします。

7月第2週
・レッスンがたくさん。お土産の松仁飴を配りまくる。おいしかったでしょ。
・合間に川西市で学校公演。
・移情閣胡弓同好会の演奏で、神戸森林植物園の森の中で演奏。暑かったですが演奏の間はちょうど曇り、1時間の演奏をなんとか乗り切りました。お客さんも暑い中100人くらいお集まり頂いて感激。お知らせもしてなかったのに、偶然の出会いがあってびっくり。(ん?前にも似たようなことがあったな。)

7月第3週
・楽音Liveのリハーサル。
・そして明日が本番!しかし大雨ですな。
2006/07/22 (Sat) タウンソム〜五本の矢の物語
 『五本の矢』無事終了しました!直前までどうなるかと思いましたけどね!(謎)なんとか雨も上がり、本当にたくさんの皆様にお越し頂きまして、どうもありがとうございました!取り急ぎ御礼まで、また帰ったら更新します(^_^)/
2006/07/24 (Mon) 失言の応酬
 ムジークシューレでのランチタイムコンサート終了後。楽器に興味を持った方に声をかけて頂いた。
「で、どれが豚の毛ですって?」
「豚じゃないですよ、
です。」
なるを、きっぱり言い切ってました。馬のしっぽだってば。<>2006/07/29 (Sat)<> 68<>続き<> 帰ったら更新、とか書きましたが、寝てしまいました(^^;
 去年の公演では客席がずいぶん狭かったので、今回は舞台の面積を少し狭くして、客席を広めにしてもらいました。そのせいかどうか、セッティング後に客席側から舞台を眺めると、モノ多すぎ!まずパーカッションがみっしりと場所をとっている上に、マイクと馬頭琴が林立、その間を縫って出入りするのはひそかに大変でした。開演直前の舞台袖では、「チェロが先に入って楽器を縦にし、その隙間から二胡が、、、」「いやそうするとパーカッションが通れなくなくなるからやはりここは、、、」とか綿密に相談してました。こけなくてよかった。なるをとしては念願の馬頭琴デビューが果たせたのでよかったです。あと、新賽馬の途中でのメンバー紹介がうまくはまったのでとっても満足。またやらせてください。
2006/07/29 (Sat) お手紙
 同じくムジークシューレ終演後、最前列で聞いてくれていた小さなお嬢さんからキティちゃんの模様の便箋につづられたお手紙を頂きました。
2006/08/02 (Wed) 模様替え!!
 今年の正月以来の根性を振り絞って、全面衣替えしました。かなり涼しげになったでしょ。リンクが切れてたりおかしいところがあればこっそり教えてくださいね!ますますのご愛顧をお願い申し上げます。おやすみ。
2006/08/07 (Mon) 杵柄?
 昨夜は、あっちゃんサウガさん がなるを実家を見学に来ました。もと楽団仲間のかげかんさんと、Tさん及びしゃんしゃん氏も一緒。数奇者の父が作った家なので、書院造の床の間はもちろん、囲炉裏や茶室が存在する変わった家です。それで、いいところを見せようと、昔教わった茶の湯を披露したのですが、久しぶりすぎて足がつった。
2006/08/11 (Fri) クリティカル・ヒット
「年をとったら“うっかり”することが多くて。」
と嘆く生徒さんを元気づけようと、
「だ〜いじょうぶですよ!私なんか今日も電車で財布を落としてきましたからね!この2年のうちに3回目ですよ!3回とも見つかりましたけどね。はっはっはっ!!」
と豪快に励ましたら、
「そうですね、なるを先生はもっと大変ですね。」と素で返されました。
山に篭ってもいいですか?
2006/08/17 (Thu) ジクールのページ
ジクール・アンサンブル&セクステットのページを改めて立ち上げました。
http://www.jiguur.or.tv/
です。
9/8に、ジクール・セクステットのメンバーである馬頭琴奏者のバトエルデネ氏による馬頭琴講座&ミニコンサートが行われます。希代の名演奏家、バトさんの演奏を是非聞きに来てください。
2006/08/27 (Sun) 杭州より
中国は杭州よりお送りします。
やっと日本語の打てるパソコンと遭遇しました。
何をしに来たか、というと、第一届中国音楽国際コンクールに参加するためでした。今朝本選が終わって、のんびりしています。
それにしても、24日朝10:35の飛行機でこちらに来たんですが、当日の朝、起きたら9:00って!これは夢か!と思いましたが、なぜか間に合いました。我ながらうそみたい。(ちなみに、なるをは神戸在住、関空までリムジンバスで70分はかかります。)
そんなこんなで、30日に帰国予定。また機会があれば更新します。
2006/08/31 (Thu) 帰りました。
 さすがに一週間ほど日本を留守をすると、季節が少し進んでいるのが感じられます。虫のすだく音にそこはかとない秋の気配。
 昨日は朝のうち遊覧船で西湖を渡り、午後は飛行機に乗って東シナ海を越え、関空に降り立ちました。
 で、今朝は今朝とて朝早く出て、岐阜県の岐阜市民会館という所に演奏しに来ています。本来は昨日関空から直行になるかもしれなかったのですが、とりあえず一旦うちに帰れてよかった。
 杭州でとった若干の写真をまたアップしたいと思いますので、どうぞお楽しみに!
2006/09/08 (Fri) 太陽が出てないと方向わかりません。
 昨日は尼崎であったチェンミンさんのライブを聴きに行きました。例によって会場の電話番号と地図を控えた手帳を忘れて家を出たなるを。駅に降り立つも、走り書きで地図を写した時のおぼろげな記憶しか手がかりはありません。タイムリミット(開演時刻)まで20分。この方角ぞ!と見定めて歩き出すなるをの前に、同じ方向を目指して足早に歩を進める女性が。渡る信号も同じです。見ず知らずの方ですが、なるを、ぴーんと来ましたね。この時刻、この方向、この急ぎ具合。間違いない。我ら二人、目指す場所は同じだ、と。で進むにつれてあやふやになる道筋を指し示す一筋の光明とばかりに必死で後を追ったのですが、つけること約10分、その人はそのまま歩速をゆるめることなく、スタスタとスーパー「キリンドー」に吸い込まれて行きました。世の中そんなになるをに都合よくは出来てないみたいです。
 振り出し付近に戻って、先に行ってるはずの知り合いに泣きながらSOSメール。携帯サイトで必死に地図を検索して、思ってたのと大分違う所でやっと探し当て、滑り込みセーフ!演奏はとっても素敵でした。聴けてよかった!
2006/09/09 (Sat) アンサンブル・フェスティバル2006
 ジクール・セクステットのメンバーで、兵庫県立芸術文化センターで開催された『第18回兵庫のまつり ふれあいの祭典 アンサンブル・フェスティバル2006』に出演しました。コンクール形式で、テープ審査を通過した17組が演奏、うち4つのグループに賞が送られます。
 ジクールは、今年6月に東京で初演した「セテゲムジ」という曲を演奏しました。ジクールのためにモンゴルの作曲家Sh.アヨーシ氏によって作られた曲です。編成は、リンベ、モリンホール(馬頭琴)、ヨーチン(揚琴)、ホーチル(二胡)、チェロ、パーカッションの6人。
 合唱や西洋器楽の演奏が続く中、モンゴルの演奏衣装で登場し異彩を放ちまくったと思いますが、なんと「兵庫県知事賞」を頂くことができました。\(^O^)/楽しかった!
 カメラを持っていくのを忘れたので、携帯の写真しか撮れなかったのが残念です。
2006/09/17 (Sun) 野分吹く
 風が吹いていい気持ちです。向かい風に吹かれながら坂道を下っていると飛べそうな気分。
 プログラムを決めないといけないコンサートがたくさん控えているのですが、遅々として決まりません。先日やっと揚琴あっちゃんと、楽譜を持ち寄って24日南天苑のプログラムを決めたところ。いつも短い曲が多いので、少し長めの曲なども準備してみました。
 合わせをしつつ、ふとあっちゃんの広げている楽譜を見ると、何やら書き付けが。「ちがみどり」。。。血が緑?!やっぱりあっちゃんは!と思いかけましたが、よく聞くと「5がみどり」でした。何か調に関する暗号らしいです。びっくりしたさ。
2006/09/27 (Wed) 南天苑
 今年の南天苑コンサートも終了しました。秋らしい、素晴らしく良い天気で始まった一日。澄み渡る空、金木犀の香る風が吹きわたり、池に鳴く蛙、山の向こうでは今年最後であろうツクツクボウシの遠い声。相変わらずの抜群のロケーションです。ここで演奏させて頂くのも7年目となりました。何度も足を運んでくださっているお客さんもおり、プログラムは悩みどころ。定番も演奏したいけど、毎年同じでも、、、というわけで、今年は新曲が多めでした。どうだったかなあ。たぶん来年も続くと思うので、またあっちゃんとともに頭を絞ります。どうぞお楽しみに!
2006/09/27 (Wed) ぺたっ!
久々に、

なるをのレベルが1あがった。
前屈で手のひらが床につくようになった。


これまでの人生で一番やわらかくなったかも。指先がせいぜいでしたからね。わ〜い!

ぺたっ\(^▽^)/
2006/10/3(Tue) 意味なく更新
 演奏会や、教室の発表会が重なり、9月下旬から発表会が終わるまで、オフのない日々が半月ほど続いている真っ最中。いっぱい仕事がたまってきており、何から手をつけてよいやら分からなくなってきて結構大変です(周りの人が)。求道録更新してる場合じゃちっともないんですけどね。ピンチになるとぜんぜん関係ないことを一生懸命やり出す癖は、子供の頃から変わりません。
2006/10/10 (Tue) 秋期発表会
 秋の発表会、盛況のうちに幕を閉じました!参加された皆さま、大変お疲れ様でした。とても楽しかったので、記憶が熱いうちに求道録に書いておこうと思ったらまだ熱すぎたらしく、とても長くなってしまってなかなか書き終わりそうにないので、とりあえずご挨拶だけ。皆さん、本当にお疲れ様でした。連絡が不行き届きで、前日になって「で、会場はどちらでしたっけ?」とか「宝ヶ池に9時っすね?」とかいう問い合わせをたくさんいただきまして、宝塚線蛍池の会場まで全員無事に到着するのか?と随分不安でしたが、なんとか皆さん自力でたどり着いていただきました。皆さんのご協力の下、お題の通り「発表会らしい発表会」をつつがなく終えることができました。ありがとう〜!!
2006/10/11 (Wed) 発明した。
新しい顔文字を思いつきました。

8(-_-)8 みづら。

ちょっと苦しいか?
2006/10/12 (Thu) みづら改訂版
8-_-8

うん、こっちの方がいい。
使いどころがよく分からんけど。
2006/10/12 (Thu) 叩頭の礼
これは以前作成した顔文字。

┌(T_T)┐┌(_ _)┐彡☆叩頭

ものすごく謝るときに使います。中国風土下座。
ちなみに今日使った。
2006/10/27 (Fri) 月の宴
 ちっとも月など見えませんでしたが、法然院『月の宴』無事終了いたしました。開催に漕ぎ着けてくださったスタッフの皆様の多大なるご尽力、まことに感謝しております。お仕事帰りに分かりにくい道を駆けつけてくださったお客様、本当にありがとうございました。
 いやあ、素敵な会場でした。哲学の道に程近い森閑とした山裾というロケーション、生音で演奏するのにちょうど良い大きさの部屋、天井が高く、とても満足のいく響きでした。二胡、揚琴、チェロという組み合わせでこういったコンサートを行うのも初めてで、曲のアレンジなどには手間がかかりましたが、新しい試みが実現できてよかったです。新しくチェロも入ったオリジナル曲『夜光の杯』や、新曲『一番星』、揚琴との『江河水』、チェロとの二重奏『二泉映月』、自分の好みのままにいろいろ演奏できて楽しかった。
 次回4月に同じく法然院で開催する『花の宴』、今度は本堂にてジクール・アンサンブルのメンバーと演奏いたします。がんばって曲目練ります。どうぞお楽しみに!
2006/10/31 (Tue) こんな会場でした<>10月25日の『月の宴』の写真です。
2006/11/03 (Fri) 文化の日
 昨日まで3日連続学校公演でした。学校公演は朝が早いことが多いので、続くと眠たいです。合間を縫っていろいろあったのですが、何だっけな。
・車にETCをつけたり
・相変わらず元気いっぱいの小学生軍団の二胡レッスン(三指までなんとか漕ぎ着けました。)
・コード理論のお勉強。(知り合いの先輩音楽家にしばらく教えを請うことに。ほぅお〜(@o@)と納得することしきりで楽しい。)
・中国留学時代の友人達と再開を祝して乾杯(乾杯してたのはなるをだけで、他はソフトドリンク)
・今度一緒に演奏させて頂くピアニストの先生とのリハーサル(賽馬とラストエンペラーを弾きます。)
・芸文に『トリニティ』を見に。(アイリッシュ・フルートのCDを買って帰り、うきうきと開けたら中身が空でした。また行って交換してもらった。)
 で、久々に何もなかった今日は、兵庫県立美術館でのクラッシックコンサートを聞いて、ついでに《ΣΙΔΕΡΟ ΗΧΟΣ(シデロ イホス)》という触って音が出せる金属の展示物で遊んできました。金属の塊なのに、こんな癒し系の音が出るとは。お勧めです。
 写真は『トリニティ』のダンサーさんと展示されていた衣装、それに《ΣΙΔΕΡΟ ΗΧΟΣ》。
 
2006/11/05 (Sun) いたい。
 久々に、平らな道の真ん中で足をくじいてきました。レッスンルームに急ぐ道すがら、くきっと。振り返ってもたいした段差ないし!だいたいなるをの場合、担いでいる荷物量が半端でないので、こういうときには無駄に必要以上のダメージを受けることになります。体重以外に二胡2本と肩掛けかばん、ノートパソコンにトランクの重さを突如一身に受け止めることになった可哀想な足首(左)。しかも2年ほど前にやむなき事情で階段を3段ほどダイブしたときに着地した足でもあります(踏み外しただけともいう)。大丈夫と言い聞かせ、忘れたふりをして一日をすごしましたが、夜になって痛みが増してきた模様。移情閣胡弓同好会のレッスンで馬のまねをして飛び跳ねたのが悪かったか。うん、それだろう。(もちろん「賽馬」のレッスンです。)
2006/11/07 (Tue) 木枯らし1号
 今日は立冬だそうで、朝から強い風が吹いていました。近畿では木枯らし1号が吹いたそうです。いよいよ晩秋ですね。1年で一番秋が好きです。初秋、仲秋、晩秋、どれも好き。だからなるをの中では秋は8月の立秋からだいたい12月上旬まで、と規定されています。他の季節より微妙に長いことになっていますが、秋だから許します。
 で、本日は、今年の中国音楽コンクールで金賞を受賞されたピアノのK先生の記念コンサートでゲストとして演奏させていただきました。その後のお食事会でもいろんな人が歌ったり演奏したり、アットホームで素敵な会でした。
 まあそんなわけで、久しぶりに着用した衣装がねえ、ちょっときつくなってたんですが、それについてはさっさと忘れることにします。
2006/11/14 (Tue) 上海からこんにちは
  昨日から上海に来ております。パソコンから接続しようと思ったらカードが切れてしまったのですが、試みに携帯からアクセスしたら接続できました。いやあ、便利な世の中だ。
昨日(寝坊する事無く)昼過ぎに浦東空港に到着し、リニアに乗ってみたりしながらいつものホテルへ。予約なしでも泊まれました。瓦礫の積みあがったようだったホテルの前が、花など植わってきれいになっていたのでびっくり。
W老師に挨拶に行き、お願いしてた楽譜をゲット、その日のうちに一度レッスン見て頂きました。次は一日置いて明日レッスンです。朝7時半から。。。
2006/11/15 (Wed) 里帰り(二胡の)
  ただ今蘇州です。頭が折れてるけど愛用してて、次の演奏会でも使おうと思っている楽器を持ってきているのですが、ちょうどその楽器が生まれた工房の専門店があるので、修理をお願いしてみました。明日までに出来上がるなら、また明日取りにきてもいい、と思っていたのですが、なんと工房に持っていってから40分で、継ぎ目も分からないほどきれいに戻してくれました。琴托にひびが入っていたのも見つけて直してくれたし、何だか磨かれてぴかぴかになったし、うれし〜♪
楽器を渡したときに工房のおじさん(社長さんらしい)が、「ええ皮やな、いつ買ったん?」と言うので「4、5年前」と答えると、「そうやろ、今はなかなか無いわ」とのこと。よい皮が少なくなってきているのはほんとらしいです。頭も治ったし、大事に使おう。
で、ただ今帰りの列車ですが、明日のレッスンは曲が増えたので7:15〜になりました(>_<)修理を待つ間、店先で店の楽器を借りて練習させてもらいましたが(譜面台も出してくれた)、ホテル帰ったらもう遅いし練習できないなあ。。。
2006/11/16 (Thu) 書かなきゃやってられません。
 だいたいですね、オチも付けられないようなブルーな出来事ってのは、ネタにもシャレにもならないので、通常決して日記には書かないのですが、こればかりは無理やりネタにしてでも自分をなぐさめることにしました。


 携帯電話、紛失。_| ̄|○


 襄陽市場がなくなって、辺りいったい雑然としてなんだか治安が悪くなったようだし、近所の楽器屋の親切なおばさんにも
「最近物騒だからかばんは注意しなさいよ」
と注意されたし、自分としてはすごく気を付けていたつもりなんですけどね。日本では平気で全開しているかばんの口も、ほぼ閉めてた(つもり)だし。まあ、なるをのざるのような注意力では、そこまでしてもまだ人並みに達していなかったようで。

 最後に携帯を見て以降に立ち寄った場所やお店を聞いて回ったりしたのですが、気の毒そうな顔をされるだけで、まあ発見はされはしません。傘を買いに寄ったスーパーのおばさんに尋ねたら、何か知らん逆に怒られました。
「もう!最近この十字路の辺りはスリが多いんやから、注意せなあかんでしょ!あんたみたいな若い女性は一番狙われるんやから!」
とか怒鳴られましたが、「小姑娘(若い女性)」と言われて心持ちうれしかったり。(緊迫感ありません。)ちなみにこのおばさんには、傘を買おうとした時も、売り場を尋ねると
「そこや、目の前!」
とっさに発見できずうろうろ探していると
「そこやゆうてるやろ!!その箱の横!あんたあほかいな!」
と叱責されました。

 まあそんなわけで、DoCoMoに電話して電波を止めてもらい、ふて寝するにいたったのですが、後で考えると、小さいポーチ(広げると大きいかばんになるやつ)も一緒に消えたみたいなので、これは落としたんじゃなくて抜かれたのかな、という気がします。不注意で落としたのよりは、自分的にはちょっとマシ(そうか?)

 で、何が一番凹むかというと、空港で海外用携帯をレンタルする時に、
「一日105円で、紛失盗難の際に賠償額が半額で済むサービスがございますが。」
と尋ねられて、
「結構です。(キッパリ)」
と即答して出てきたことですね。今地球上で「後の祭り」という言葉の意味を最も深く噛み締めている自信があります。
2006/11/27 (Mon) 二胡名曲選
 という大層なタイトルで行なわれたなるをソロコンサート、おかげさまで無事終了いたしました。最後まで弾ききれるのか?という濃い〜プログラムでしたが、始まればちゃんと終わるもんですね。日頃の行いのせいかものすごく大雨でしたが、足を運んでくださった皆様、大変ありがとうございました。スタッフの皆さんにはお世話になりまくりました。感謝の言葉もございません。このご恩はしっかりお返ししようと思います、濃い〜レッスンとかで。
 また次に向けて精進します。次回もどうぞよろしくm(__)m
2006/12/14 (Thu) 師走
はいはい、ご無沙汰しております。
なるを、送られてきたドコモの領収書にもめげず、今日も元気に綱渡りスケジュールをこなしておりますよ!
久々に演奏予定を更新しました。2007年のっけから演奏させていただきます。初詣のついでに是非お立ち寄りください。
2006/12/20 (Wed) 今どき巷にはやるもの
 ノロウィルスが、ナルヲウィルスに聞こえてなりません。
2006/12/31 (Sun) あと5分
 山のほうにあるお寺から、かすかに鐘の音が聞こえてきます。今年も残りあと5分となりました。思えば変化も大きかったですが、結果としてはいい年だったなあ、と。2007年も楽しみです。
 とか書いているうちに、新年になってしまいました。神戸港で停泊中の船が新年を祝う汽笛を鳴らしています。

 新年、明けましておめでとう!皆様にとって良い一年となりますよう!
2006年、胡琴篇は氷河期を脱し、過去最高のアクセス数を記録。
これまで長年在籍していた楽団と離れることになったり、国内外でコンクールを受けたり、と起伏に満ちた濃い年でした。いろんな人の協力を得て活動の場が広がりました。今後へとつながる重要な年だったと思います。感謝!
求道録 2006年版
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