杭州参賽記
2006年8月24日〜30日
■西湖遊覧
 杭州は景観の保護にとても力を入れているとのことで、建物の高さなどにも制限があるそうです。緑の木々にあふれ、街路樹も立派で町中青々とした印象が残りました。名にしおう西湖はさすがに美しく、どう写真を撮ってもさまになるので、張り合いがないくらい。
▼河坊街という昔の町並みを模したショッピング街。右は「拉大片」という仕掛けの有る紙芝居のようなもの。箱の側面についている小さな穴から覗きます。鐘や太鼓を叩きながらの口上がおもしろかった。画像をクリックすると別画面が開いて口上が聞けます。(mp3)
杭州参賽記(上)
■今回の収穫。
左:豊子トという杭州ゆかりの画家の作品集。それぞれが一篇の詩のようで味わい深い。中:刃物のブランド、張小泉のハサミ達。真ん中のハサミは、西湖十景の一つ、三潭印月にちなんだデザインで「印月剪」。左下は鶴のデザイン、右下の優美なのは美女西施にちなんだ「西子秀剪」。上の二つは5cmくらいのちびっ子ハサミ、「袖珍剪」。にしても、五つも買って何をするのだろう。右:天目琴行という楽器屋で買った、拍子木のような打楽器。響棒というそうです。拍子木のように二本を水平にして叩くのではなく、90度に打ち付けるらしい。
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 そんなわけで、しょっぱなから文字通り乗るか反るかで始まった一週間でしたが、日中双方の運営スタッフさんのご尽力で、えらく快適に過ごさせていただきました。食事もおいしかったし。審査員の先生方や参加者の皆さんといろいろお話もでき、良い経験となりました。うん、めずらしくきれいにまとまったところで、おしまい。